鹿子木健の相場学

■専業トレーダーでも「仕事」「副業」「投資」が可能

専業トレーダーはトレードだけ、投資だけ、という収益形態のため、

リスクコントロールが難しいというのは事実です。

そのため、仕事をしながら投資やトレードをする、いわゆる「兼業FX」をお勧めしています。

ここでは詳述しませんが、私は「仕事」「副業」「投資」の3三一体が理想と考えており、

将来に渡って安定した収入源を得ることと、安定だけでなく規模を増加・増大させることが

より可能になると思っています。

もちろん、ある一定期間、一極集中で取り組むことで次のステージに上がるという考え方も

大切だとは思いますが、その状態は長くは続きません。

(仕事・副業・投資についてはSOPHIA Asset Management Clubスタンダードにて述べていますので、

興味のある方はまた覗いてみてください)

 

今日は、「専業トレーダーでも限りなく安定化させる方法」についてお話したいと思います。

 

専業トレーダーが不安定なのは、トレード収益が保障されているわけではないこと。

これが一番大きいです。

そしてそれに伴う、精神的重圧です。

このような環境や自分自身の状態とどうつきあうか、これが専業トレーダーとしてうまくいくかどうかの

分かれ目だと思います。

 

さて、「専業トレーダーでも限りなく安定化させる方法」です。

1、労働的トレードと、投資的トレードを明確に分ける

労働的トレードとは、日々のルーチンワークです。

日足でも結構、4時間足でも結構なのですが、毎日仕事として取り組んでいるトレードは、

不労所得ではないという意識をはっきり持つことです。

トレードは不労所得ではありません。

専業トレーダーにとってのトレードは勤労所得であることを意識したほうがよいと思います。

その労働的トレード以外に、投資的なトレードをするかどうかはまた別の話になりますが、

不労所得のつもりでトレードに毎日、一生懸命、取り組んでいると、

どこかでバランスを崩してしまいます。

 

2、資金管理

資金管理ほど曖昧な概念はないと感じる方もいるか思いますが、ここでいう資金管理とは、

・エントリーの際の損失許容ルール

・ポジションサイズのルール

・損切ルール

・利食いルール

・口座全体のリスク許容ルール

のことです。

もちろん兼業・副業トレーダーにとっても資金管理は非常に重要であることは論を待ちません。

しかし専業トレーダーでは、次元が異なるほど、資金管理は致命的に重要になってきます。

 

専業トレーダーは、トレード以外に何もしていませんから、

もしトレードがギャンブルになってしまうと、人生全部がギャンブルになります。

会社経営者がギャンブル的なトレードをしても、

「ああ、ストレスがたまっているのかな」で済むかもしれませんし、

サラリーマンがギャンブル的なトレードをしていても、

「給料にだけは手をつけないでくださいね」で何とかなるかもしれません。

しかし、専業トレーダーがギャンブルトレードにはまってしまうと、文字通り破滅しか待っていません。

 

3、キャッシュを増やすこと

専業トレーダーは、トレード以外の収入がないのですから、

サラリーマン以上に、余剰資金が必要です。

サラリーマンの場合、「失業しても半年は暮らせるくらいの預金を」と言われることが多いですが

(それができるかどうかは別として、一般論としてです)

専業トレーダーなら、少なくとも1年の生活費はキャッシュで必要だと思います。

 

そしてもちろん、1ヶ月分、2ヶ月分のキャッシュが一瞬で飛ぶようなトレードは論外です。

 

ここまでお読みになって、肩透かしを食ったように感じた方もいるかもしれません。

もっと他に特別な方法があると思った、と期待外れだった方、申し訳ありません。

しかし魔法のような特別な方法はありません。

 

手法に関しても同じことが言えるのですが、魔法を求めている人が多いのは、

逆にチャンスです。

常識的に普通のことをしっかりやっていれば、それだけで魔法を求めている人たちに勝てるのですから。

 

鹿子木健の相場学より

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