鹿子木健の相場学

■トレードで失敗した時のメモは役に立つ

トレードで失敗した時のメモ(記録)は利益に直結します。

最初に断っておきますが、「トレードで失敗」とはロスカットのことでもなければ、

損失を出したトレードのことでもありません。

損失は失敗ではありません。

必要経費です。

失敗とは、

●自分が決めた通りに行動できなかったこと

●「やってはいけない」との思いが心にありながらやったこと

●行動することや考えることを放棄したこと(自暴自棄含む)

●軽く考えてやってしまったこと

●計算ミスやポジションサイズのミス、利食いや損切りのし忘れ

のようなことを言います。

 

メモに記載する内容は以下の通りです。

1)失敗をしたときの日付、通貨ペア。

2)失敗の内容(例:損切りせずナンピンした、レバレッジをルール以上に上げた、等)

3)その時の感情や思考(例:損切りに抵抗があった、ここは儲かると思った、

今月は損失がかさんでいたから取り返そうと思った、等)

4)その時の状況(例:忙しい中会社で昼休みにトレードした、等)

 

この記録をしばらく付け続けると、失敗をしなくなります。

失敗をしなくなるということは、トレードに勝ちパターン通りの期待値が出てきます。

勝率が適正になり、損失額が減少し、利益額が増加します。

つまりP/Lが上がり、より稼げるようになるということです。

 

うまくいかないのは、手法やルールが原因ではなく、

「同じ失敗を繰り返す」ことからくるものだからです。

 

 

 

 

ソフィアFX

2019年8月3日

鹿子木健の相場学より

 

友だち追加

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です